死者を迎える

0120-377-594

日本では、亡くなった方がお盆に戻ると言われますね。ご先祖様を偲ぶ行事の一つで、7月から8月にかけて、各地でみられる行事です。世界の人々は、死をどのように捉えているのか、調べて見ました。

始まりはひとりの忠臣でした

中華圏の祝日の一つに清明節があります。春秋時代の文公(晋の君主)の忠臣である介子推の死を悼み、火を使わない冷たい食事をとる「寒食節」など、様々な風習が残るなど歴史のある行事です。

まず、御墓参りに行き、墓掃除をし、紙幣に似せた紙を死後の世界で使ってもらう為、燃やしてお供えにします。お墓まいりを終えると、すぐにお供えのご馳走を食べ、宴会を始めるのです。清明節はだいたい4月初旬になるため、春を楽しむ宴会でもあるようです。

食べるものは地域によって大きく違い、台湾ではクレープのような皮で食材を巻いて食べる習慣があります。上海ではあん入り草団子、動物をかたどった麺細工を食べるところもあるようです。ちなみにこの行事は沖縄に残っています。沖縄でも、古い墓や身近な先祖の墓をお参りする点などは変わりありません。ご馳走を重箱に詰めるところは日本風かも知れません。

無礼講!

ソンクラーンと言う名前より、タイの水掛祭りといった方がわかりやすいかも知れません。413日から15日でタイの祝日に制定されています。そもそも新年を家族揃って祝い、皆で仏像を清め、年長者の手に水をかけて敬意を示す行事でした。一年で一番暑い季節であることから、最近は若者を中心に単なる水掛祭りになってきているようです。タイ全土で行なわれてはいるのですが、チェンマイがもっとも派手なことで有名です。水をかけることは、敬意を表しているので、見知らぬ相手でもお構いなしの無礼講で観光客も多く参加するようになりました。

ガイコツだらけの街

映画になったので、ご存知の方も多いでしょう。メキシコの「死者の日」といえば、ガイコツのフェイスペインティングをした人々がマリーゴールドを手に街中にぎわう日です。メキシコには10月31日から11月2日の間に死者の魂が戻ってくるという言い伝えがあります。その霊を賑やかにお迎えするために、家族や友人が集まり、祈りを捧げる祝日です。

この期間は、墓地に賑やかな祭壇を作り、様々なお供え物や花で飾り立てます。見せるための飾り付けと言ってもいいほどの賑やかな祭壇にするようです。カラフルな花の中でも、マリーゴールドはこの祭のシンボル的な花で、死者を導く花なのです。死者の日の当日には、様々な仮装とガイコツメイクをした人々で溢れかえります。

まとめ

日本で死んだ人が帰ってくると言うと、怪談か、お盆の薄暗い、肌寒い感覚があるのではないでしょうか。世界では「死」に対する感覚の違いから、様々な迎え方があります。宗教の違いや国民性が大きく反映される「死者を迎える行事」は、まだまだ知らないことが多そうですね。

  • LINEで送る
  • twitterでツイート
  • facebookでシェア
  • メールで送る

新着記事

カテゴリー

必要に応じて手配可能なサービス

お坊さんご紹介

お寺とお付き合いされていない方へお寺のあるお坊さんをご紹介いたします。

お坊さんご紹介サイトへ 0120-377-594

斎場ねっとのお別れ葬 葬儀のコラム

葬儀のコラム 葬儀のコラム一覧へ