弔辞 それは大事な人に贈る最後のラブレター

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年齢を重ねた方は、色々な場面で挨拶を依頼される機会がふえますね。そんな方でも、苦慮するのが、弔辞ではないでしょうか。遺族から故人のために弔辞を依頼されたら。その際に、どんなことに注意するべきか、一般的なマナーを押さえておきませんか。

弔辞ってなに?

弔辞とは、葬儀の場で故人へ送る最後の別れの言葉のことです。故人と親しかった人が読むことが多いでしょう。遺族から依頼されたら、断らないのがマナーです。また、自ら申し出ることもできます。弔辞を読む人が複数いる場合、内容の重複を防ぎ、葬儀全体の長さも考えて打ち合わせをしておいた方が良いでしょう。

どんな形式でもいいの?

それぞれ長くても5分程度にしましょう。ゆっくり読むことも大切です。

悼む言葉から始め、故人との関係、故人の人柄や業績、思い出のエピソードも交えるとよいでしょう。最後は遺族へのお悔やみの言葉で締めくくるのが、一般的です。重ね言葉や、直接的な表現を使わないよう気をつけましょう。故人との関係性、友人なのか、先輩に当たるのか、葬儀は社葬なのか個人葬なのか、などからふさわしい内容があることと思います。弔辞は巻紙に薄墨でしたため、奉書紙に包むのが正式です。読み終わった弔辞は祭壇に供えられ、葬儀後、遺族に渡されます。

最後にお礼の言葉を

ギャグ漫画の王様、赤塚不二夫氏に送ったタモリさんの弔辞は、とても心に残る、愛情にあふれたものでした。赤塚氏に可愛がられたことからTVに出るようになり、多才な芸で国民的な人気者になったタモリさんですが、「わたくしが今日あるのは、ひとえに本人の努力の賜物です」と言い続けていました。その方が、恩師赤塚不二夫氏への弔辞で「私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言う時に漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。今初めてお礼を言います。赤塚先生、本当にお世話になりました。ありがとうございました。」と読みあげました。そして「私もあなたの数多くの作品の一つです。」とも。読み手の悲しみの深さを思うことのできる文章です。

みんなの「お兄ちゃん」

「私もみんなも『お兄ちゃん』とか『アニキ』って呼べなくなっちゃったのよ。それ本当に悲しいし、さびしいよ」と送ったのは、倍賞千恵子さんです。渥美清さんの葬儀の際、最後に「お兄ちゃん」と呼びかけて送られました。「男はつらいよ」シリーズで、妹役を演じた倍賞さんにとって、絶対に「渥美さん」ではなく、「お兄ちゃん」が正しいのです。これもまた、愛情にあふれた弔辞でした。

まとめ

故人とのそれぞれの関係から生まれる、こころからにじみでる悲しみ、悔しさを言葉で表す弔辞は、ラブレターといってもいいでしょう。文人などの弔辞をまとめた本も数多く出版されています。友人関係が分かって、興味深いものもありますので、一度は調べてみませんか。

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