仏教と花のお話 ~素敵な花たち~

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梅雨の時期に咲く紫陽花。いろいろな色で私たちを楽しませてくれます。花は私たちの生活を彩るだけではなく様々な意味を持っています。見るだけで癒されるまた、深い意味も持っているそんな花についてまとめてみました。

仏教と花

仏教において花は重要な意味を持ちます。花は厳しい自然の中で耐え抜いて美しい花を咲かせます。その姿が六波羅蜜の忍辱に通じることから、人間の仏に対する修行(忍辱)の誓いとして花を活けるとされます。忍辱とは、どんな屈辱を味わっても耐え忍び、たとえ何者かにそういった辱めを受けても相手を許す寛容さを養うことですが、ほかにも、布施、持戒、精進、禅定、智慧といった修行があります。詳しいお話は別の機会に譲りましょう。仏具においても三具足の一つに花立があるなど、仏教における花の重要度の高さがうかがえますね。

お供えの作法

一般的にアザミやバラのようにとげのあるものや香りの強いものを避ける傾向があるが、特に根拠はありません。生け花のように飾りでいける場合と違い、茎の長さはそれほど必要としません。数は3,5,7本と奇数を一対とし、ひし形に整えるのが一般的です。四十九日までは白だけでお供えすると言われますが、これにも根拠はないようです。よく使われる品種は、キク、カーネーション、ヒャクニチソウ、アイリス、リンドウ、グラジオラスなど長持ちするものが多いでしょう。一説には、白菊の花言葉が「ご冥福をお祈りします」だからともいわれます。また、お盆にはミソハギやホオズキをお供えします。

蓮の花

仏様が蓮の花に座られている絵を見たことはありませんか。極楽では蓮の花が咲いていると阿弥陀経に書かれています。極楽へ生まれる人の心を、蓮華の五徳といって蓮の花に例えているのです。

淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)、蓮は、泥の中で咲いても泥に染まらず、美しい花を咲かせます。

一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)、蓮は一本の茎にひとつの花を咲かせます。

花果同時の徳(かかどうじのとく)、蓮の花は、一度に咲き、咲いたと同時に実がなります。

一花多果の徳(いっかたかのとく)、蓮の花は、一つの花にたくさんの実をつけます。

中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)、蓮の茎は、中空でまっすぐです。

生きているうちに、このような正しい信心を得ることが出来れば、極楽に生まれることが出来るよ、そして極楽に生まれる人は蓮の台(うてな)に忽然と生まれるのだ、と仏教では説いています。

まとめ

お釈迦様の誕生日は、花まつりといって、4月8日に様々な花の咲き誇るころにルンビニ園という花園でお生まれになったことに由来しています。お生まれになった時からゆかりのある花が、教えに深く結びついているのですね。そのため、お寺に花の名所が多いのかもしれません。ちなみに神社に桜の名所が多いのは、天皇家は代々桜を好んだことから、天皇家にゆかりの神社が桜を植えたからという通説があります。

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